【ユー・ボディアンドペインティング 板金塗装スタッフ】Sさん

ひとつとして同じ塗装がない奥深い仕事。目標は全工程を任せてもらえるようになること

サービススタッフ Sさん

ユー・ボディアンドペインティング グループ2課

2021年入社。須坂市生まれ。新潟国際自動車大学校卒。
趣味はゲーム。休日は職場の仲間とキャンプやスノーボードに出かけることも。

入社の動機を教えてください

高校卒後の進路を決める段階で、子どものころから好きだった車に関する勉強をしたいと思い、専門的に学べる学校に進学。3年間で自動車整備士と鈑金塗装を学びました。

当初は2年間で自動車整備士を目指していましたが、勉強を始めると鈑金塗装の面白さに興味を持ち、3年目は車体整備科で学びました。

就活は2年次から始め、鈑金塗装はもちろん、休日が多いことも条件のひとつとして仕事を探しました。

当社は、見学に来たときの工場のきれいさが印象的で、働くなら、環境が整った場所と思っていたので、すぐに興味を持ちました。

仕事での苦労や課題はありますか

仕事の難しさで実感するのは、決められた時間内に仕上げることです。

初めのうちは塗装の工程の下地作業でしたが、1日のスケジュールが決まっており、私の次には塗りの工程があります。マイペースな性分もありますが、急ぐとミスにつながりそうだったので、作業が慎重でした。

見かねた先輩が手伝ってくれることもあり、初めは落ち込む日もありました。しかし作業に慣れてくると、要領もつかめ、時間通りにできることが増えました。ミスなく時間内に仕上げることは大変ですが、ひとつとして同じ作業のない仕事。経験値を上げることも必要な仕事だと思っています。

仕事のやりがいや面白さ

現在は塗装がメインですが、入社から5年経っても出来ないことがある奥深さが面白いですね。毎回異なる作業で、気温や湿度、季節によっても、乾燥時間が違います。

塗装の色は、持ち込まれた車の色に合わせ、複数の色をブレンドして調色します。

車の保存環境によって経年変化があるため、新車時の色とは異なります。ドア1枚とっても上部と下部、左右差もあります。

微妙な色の違いを見極めながら調色し、塗装したり、グラデーションをつけてぼかしたりと、仕上がりが良かった時の達成感は大きいですね。

時には塗り直しということもありましたが、まだ塗ったことのない色があるのも、この仕事の奥深さであり楽しさです。

職場の雰囲気はどうですか

年代の近い仲間がいますし、先輩や上司とも仲が良いので働きやすい環境です。

入社したころはコロナ禍だったため、オンライン研修や、対面でも少人数のグループ研修でした。

覚えることが多いので一度で覚えられず、忘れてしまうこともあるのですが、先輩方は話しやすく、作業に時間がかかっている時にはサポートをしてもらっています。

最近は、長期休みの前には飲み会をすることもありますし、夏にはバーベキューをしたり、冬はスノーボードに行ったりと、プライベートでも良くしてもらっています。

今後の目標を教えてください

塗装の作業もさまざまで、日々の温度や湿度によって乾燥時間が異なるため、希釈剤の使い分けや、混ぜ方も重要です。スプレーガンの使い方によっては仕上がりに影響があり、下地からすべてやり直しになることもあります。

塗装の工程には下地から塗装、磨きまであり、身近には技術が高く、尊敬する先輩もいます。まずは難易度の高い塗装にも挑戦し、すべての作業を1人でこなせるよう努力したいと思います。資格手当が付く「トヨタ技術検定ペイント1級」も目指しています。

仕事の流れ

08:30

出社
清掃、1日のスケジュール確認、ラジオ体操

09:00

午前中の業務
塗装作業(予定によりますが、下地、調色、塗装など)

12:00

昼休憩

13:00

午後の業務
塗装作業など

17:30

終礼