【ユー・ボディアンドペインティング 板金塗装スタッフ】Nさん

スピードと美しさの両立の難しさを実感しながらも、やりがいは大きいです

サービススタッフ Sさん

ユー・ボディアンドペインティング 第1課

2020年入社。長野市生まれ。専門学校カレッジオブキャリア自動車整備科2級コース卒。趣味は、モトGPのテレビ観戦。バイクツーリング。

入社の動機を教えてください

子どものころから車が好きで、専門学校時代にはトヨタの18クラウンに乗っていました。高級車のセダンが好きで、クラウンには免許取得後、すぐに乗り始めたのですが、乗っているうちにクラウンのラグジュアリーさや、トヨタ車の高い技術にも興味がわき、新しいクラウンの整備をしたいと思うようになりました。

就活で工場見学をした時、整備士の方が最新のトヨタ車に触れている姿を見て、自分も最新技術を搭載した車に触れたいとの思いが強くなりました。

また企業説明会を通して、トヨタ車の信頼を支える最新技術への対応力や、トヨタ技術検定1級など充実した教育制度も魅力でした。

入社前後のギャップはありますか

インターンシップの時にはディーラーで整備をさせてもらったので、ディーラーで整備をするつもりでしたが、配属は鈑金塗装。やりたいことと違うので、初めは悩みましたが、学校の先生から「鈑金に求められる完成度や、整備にはない美観の技術が究められる。選ばれたことはチャンスだよ」と言われ、納得して仕事に就きました。

整備の結果は、数値を計測して確認しますが、鈑金は見た目や手触りで判断することがほとんどです。感覚的な世界には人それぞれのギャップがありますが、専門学校の先生から言われた通り、仕上がりの美しさにこだわる面白さを実感しています。

仕事のやりがいや面白さ

鈑金の中にも作業のレベルがあり、小さいダメージから、溶接が必要な中程度のダメージ、エンジンを下ろす必要のある大きいダメージがあります。

外観から判断がつかないものもあり、詳細を調べてみたら、フレームの修理から必要な場合もあります。鈑金は、元通りに修復するというゴールは同じでも、そこまでの道のりに同じものはなく、思ったようにいかないことの方が多く、難しさであり面白さです。

鈑金作業の第1歩は、へこんだ部分をどこから引っ張るか、最初が重要です。1回の引っ張りできれいに戻る場合もありますが、ここでは知識と経験が必要です。だからこそ、自分が担当したダメージが新車のように修復できた時のやりがいは大きいです。

職場の雰囲気はどうですか

鈑金作業は、高い技術力や知識、アイデアが必要です。難しいのは、納期に合わせたスピードと美しさとの両立です。

へこみをきれいに出せると、次の修理の工程が楽になるので、分からないことはすぐ先輩に聞いたり、時にはネットの動画を見たりして学んでいます。

ミリ単位の仕上がりの美しさを求めるため、先輩方は技術のこだわりが強く、向上心の高い人が多いので、吸収することも多いです。

また鈑金、塗装、フロントの連携で一台の車を仕上げるので、互いにサポートし合いながら作業を進めるチームワークの良い雰囲気があります。

今後の目標を教えてください

鈑金作業にはアイデアが必要なのですが、アイデアが浮かぶようになった時は成長を実感します。とはいえ、まだ覚えることが多く、ゴールもないので、今はやりがいしかありません。

昨年は「トヨタ技能検定ボデー1級」を取得。次は事故対応や修理の見積りを立てるフロント業務に必要な「エステメーション検定」にも挑戦したいと思っています。

今後は、技術の向上をメインに、大きなダメージを受けた車や足回り作業など、高難易度の作業ができるよう、経験を積んでいきたいです。難易度の高い作業について指名を受ける先輩もいるので、私もオールマイティーに対応できる技術者になりたいです。

仕事の流れ

08:30

出社
清掃、車出し、朝礼、ラジオ体操

09:00

午前中の業務
鈑金作業(予定によりますが、鈑金作業、艤装下地、調色、塗装など)

12:00

昼休憩

13:00

午後の業務
塗装作業など

17:30

終礼