【トヨタL&F長野 サービススタッフ】Mさん

お客さまの業務を止めたくない、という使命感を担うフィールドエンジニア。「君に来てほしい」の信頼が原動力

サービススタッフ Mさん

トヨタL&F長野株式会社 長野営業所 サービス課

2012年入社。中野市生まれ。趣味は音楽。仲間とバンドを組み、週末はライブ活動も。担当はベース。

入社の動機を教えてください

中学生のころ、地域の職場で職業体験をする授業があり、訪れたのが長野トヨペットでした。その時に、整備工場で働くツナギ姿の整備士がカッコよく、それから自動車整備に興味がわきました。

高校では選択教科で自動車工業にかかわる学科を選び、自動車整備士を目指す大学に進学しました。就職は地元のディーラーで、学んだ技術を生かしたいと思い、当社を希望。採用が決まり、ディーラーで働けると思っていたら、配属先はL&F。正直なところ、初めて聞く社名に戸惑い、悩みました。

しかし、親から「フォークリフトの整備士で一番を目指すのも良いのではないか」と背中を押され、決心しました。一から学ぶことになりましたが、決めた道でしっかり技術を身につけたいと思っていました。

仕事のやりがいや面白さ

現在携わっているフィールドエンジニアは、お客さまの会社に出向いて、現場で使っているフォークリフトの点検、修理、整備をすること。入社後、約5年はショップエンジニア(自社工場内での点検整備)で技術や経験を積み、その後は1人で出張作業をしています。

お客さまとのコミュニケーションを大切にする中で、感謝の言葉がもらえた時はうれしく、やりがいを感じますし、信頼関係が築けたと実感できると自信につながり、仕事のモチベーションにもなります。

うれしいエピソードがあります。以前、私が休暇の日に、お客さまから依頼があり「今日は休みなので、ほかのサービススタッフが行きます」と伝えたところ「君に来てもらいたいから、明日でいいよ」と言われたことがあり、とてもうれしかったですね。

仕事での苦労や課題

点検や修理の予定は、月初めに計画を立て、担当企業の訪問ルートなど、1日ごとのスケジュールを決めています。作業は、計画表に基づいて、ひと月で完了するように進めていくのですが、時には、突発的な修理依頼も入るので、計画通りにいかないこともあります。また、想定以上に作業時間がかかることもあり、お客さまをお待たせすることもありますので、お客様の業務を止めないよう、いかにご迷惑をかけずに点検・修理を進めていくかが課題です。

職場の雰囲気はどうですか

フィールドエンジニアは、目の前のフォークリフトの故障の原因を1人で考え、1人で修理をするため、知識や経験が必要です。初めのころは、修理で分からないことがあると、すぐに会社にいる上司に助けを求めて電話をし、指示を出してもらっていました。

フォークリフトの整備士はフィールドエンジニアになって一人前。入社当初は複雑な想いもありましたが、良い環境の中で一人前になることができ、今になってみれば、この会社で良かったと思っています。 入社後は、フォークリフトの車検ができる検査員の資格を取得したほか、メーカー検定の産業車両技能検定1級、国家資格の産業車両整備技能士1級も取得。今はどんな故障にも対応できる自信があります。入社当初は、あこがれの自動車整備士になれず戸惑いもありましたが、今はL&Fに感謝しています。

今後の目標を教えてください

学生時代にコンビニでアルバイトをしていた時の接客の楽しさが、今の仕事につながっています。お客さまの企業に出向くことがほとんどなので、コミュニケーションが大切です。修理して使い続けた方が良いのか、修理のコストを考えて買い替えが良いのか、お客さまにとって何が一番かを提案し、要望には早めに応えられるよう心掛けています。

毎年、l&Fではサービス技能コンクールがあり、営業所ごとに出場しています。また年1回のメーカー表彰やUグループ表彰もあります。受賞はお客さまからの信頼や、自分たちのモチベーションにもつながります。

今後は物流システムサービス技能検定を目指し、さらに信頼されるサービスマンとしてお客さまの業務に貢献したいと思います。

仕事の流れ

08:30
~09:00

見積り作成・伝票整理・サービスカーの準備

09:30
~15:00

お客さまのリフトの点検、修理

15:30

会社へ戻り、サービスカーの片付け

16:00
~17:00

売上伝票の作成など事務作業