先進設備 B.P.グループ(板金・塗装)

修理全般


BP部では、トヨタの各サービス工場に板金塗装修理で入庫した車をここに集め修理しています。
ボディの小さなへこみ傷から、エンジン、サスペンションを取り外して行うボディやフレームの交換修理まで行います。
トヨタ車を知り尽くし、トヨタの技能検定に合格したエンジニアの高い技術力と、ロボットアームやコンピューターメジャーリングの付いたフレーム修正機、 近年多く使用されている高張力鋼板も正確に溶接できるスポット溶接機など最新の設備により、正確で安全、高品質な修理を行っています。

大きく損傷してしまったフレーム修理には、ベンチタイプのフレーム修正機が有効で、仕事がしやすく正確な修理ができます。写真はカロライナ修正機とカートロニックコンピュータメジャーリングを使用して、フロントサイドバンパーを修理しています。


外側のパネルの損傷で、フレームには大きな損傷のない修理には、床式の修正機が有効です。写真はプルーザーを使用してリヤ部損傷を修理しクオーターパネルを交換しています。


平成19年7月に増築しスペースを大きくしました。小さな損傷修理に必要な設備をし、サンライトで明るく最適なスペースになっています。


小さな損傷はハンマーで板金してパテで仕上げます。足回りを損傷した車は、修理後、4輪アライメントテスターで調整します。

設備の紹介

フレーム修正機
フレーム等に大きな損傷がある修理にベンチタイプフレーム修正機を使用します。修正機に車を固定して、損傷部をタワーで最大10トンの力で引き出し修正します。
写真は、グローバルジグ修正機で、ロボットアームを使用しています。
UBPでは他に、カロライナ2台、ブルーザー2台、ネキストスーパーフロア2台の修正機を設備しています。


カートロニックコンピューターメジャーリング
フレーム修正をする際、フレームの損傷を数字で見る事が出来るカートロニックです。これにはトヨタ車はもちろん他車も多くのボディ寸法データが入っていて、修理箇所に素子をあてるだけで基準からどのように損傷しているか、モニターでひと目でわかる様になっている機械です。
フレーム修正を早く正確に復元・修理する事ができます。


アライメントテスター
自動車の車輪の取付にはいろいろな角度がついています。
この角度が事故等により、狂いが出るとハンドルが流れたり、タイヤの異常磨耗がおきてしまいます。
4輪アライメント調整で、安定走行、衝撃軽減、ハンドル復元性、タイヤの耐久性向上やコントロール性を、本来の基準に調整しています。


フロンガス回収機
オゾン層破壊や温暖化の原因となるフロンガスは、回収再生利用し大気に放出しません


溶接機
近年多く使用されている高張力鋼板もメーカー製造時スポット同等以上の強度で、連続して早く正確に打つことができる水冷式のスポット溶接機です。

塗装全般


UBPでは2007年7月の工場増築を機に、水性塗装対応ブースを設置し、光化学スモッグの発生原因となるVOC(揮発性有機化合物)の発生を大きく削減することができる水性塗装を始めました。2009年7月には旧工場スプレーブースも水性対応できる機器を設置し、入庫台数に対応する水性塗装台数の割合を上げています。

塗装作業はいくつかの工程に分かれています。
写真は新品のパネルの下地処理をしています。
天井にカーボンヒーターがあり自由に使用できる様になっていて、床には集塵装置があり作業性と作業環境に配慮した工場になっています。


写真はプラサフの研磨作業をしています。細部まで丁寧に磨きます。


自動車のボディ色は同じ様に見えても1台、1台違います。修理面のボディ色に合わせて塗装を調色します。
マスキングをして色が入ってはいけない所を隠します。


水性塗装をしています。手に持っているのは、水性塗装用のエアブローガンで、湿度の変化にも安定して乾燥させることができます。

設備の紹介

水性塗料
21世紀に入り自動車塗料技術や塗装技術は大きく変化しています。
塗料本来が持つ使命に加え、環境に対応することが国際的に強く求められるようになりました。
日本でもPRTR 法の成立により、VOC や廃棄物などの各種エミッションの削減を目指すとともに、水性化などに向け、積極的に開発が進められています。

環境対応自動車専用水性塗料の開発


水性塗装対応スプレーブース
溶剤塗料は、気温・湿度に影響されず塗装ができ乾燥できますが、水性塗料は、気温・湿度に大きく影響されてしまいます。そのためにUBPでは、ブースをカスタマイズし温度・湿度を管理し、一定の風速で乾燥を早めることのできるドライヤーを設置し、気温・湿度に影響されず安定して水性塗装をできる様にしました。
また乾燥までに埃が付かないように、作業者は埃を落とす為のエアーシャワーを浴びてから塗装ブースに入るよう設計してあります。


水性塗装用エアブロー装置
塗装ブースのエアブローガーに送るエアを管理するヒーター&ドライヤーで、除湿と温風を出すことができます。
尚、スイッチ操作はブース内でできる様になっています。


BPラインシステム
工場内を有効に使用するため、各作業スペースにはレールが敷いてあり、スライドパレットで車が横に移動できる様にしてあります。各塗装工程の下地処理、調色、マスキング、塗装のためブース内へ移動、そして塗装後乾燥ストールへの移動が簡単に手押しでできる様になっています。
写真はマスキングからブースに移動している所です。